ウォーターサーバーは家庭やオフィスでの便利な水供給手段として、とっても便利で人気ですが、選び方には注意が必要ですよ
最近は多くのブランドがいろんな機能や料金プランを提供している中、自分のニーズに合った最適なウォーターサーバーを見つけるのは大変です
この記事では、ウォーターサーバー選びのポイントをわかりやすく解説しているので、最適な選択をするための参考にしてくださいね!
水の種類

ウォーターサーバーを選ぶにはまずは水の種類から決める様にしましょう。
天然水とRO水には、それぞれ異なる特徴とメリットがあります。以下にその違いを詳しく説明します。
天然水
天然水は地下水などから採取される自然の水源から取れる水になります。
天然水の特徴
- 水源が自然: 天然水は山や地下水など、自然の水源から採取される水です。
- ミネラルが豊富:自然から取れる水のため、天然のミネラルが含まれていてカルシウムやマグネシウムなどを含んでいます。地域によって味にも違いがあります。
- 自然の成分が多い: 衛生管理のために最小限のろ過や殺菌処理を行いますが、基本的には自然の成分が豊富に残っています。
天然水のメリット
- 自然な風味を味わえる: 天然のミネラルが豊富なため、自然な風味を楽しむことができます。
- 健康効果: 天然のミネラル成分が体に良い影響を与えることがあります。
天然水のデメリット
- 価格が高め: 天然の水源から水を運んでくるため輸送コストかかります。そのため一般的にRO水よりも高価です。
- 味が合わない: 地域によって味が微妙に違ってくるため、人によっては好みで味が合わないことがあります。
RO水
RO水の特徴
- 高度なろ過技術: 逆浸透膜を使用して水をろ過して、不純物をほぼ除去できるので。ウイルス、細菌、化学物質も取り除くことができます。
- 純水に近い: 天然のミネラル成分も除去されるため、純粋な水に近い状態になります。
RO水のメリット
- 安全性が高い: 高度なろ過技術により、ほとんどの不純物が除去されるためとても安全で衛生的な水です。
- 品質が安定している: 天然の水源に頼らないため供給も安定していて、一貫した品質と味を保つことができます。
RO水のデメリット
- ミネラルがほぼ無い: ろ過されるためミネラルがほとんど含まれていません。味が淡白になることがあります。
- 環境への影響: ろ過に使用するフィルターは定期的に交換が必要です。定期的に廃棄物が出ることになります。
まとめ
- 自然の味わいや自然な成分を重視する人は天然水がオススメ
- 安全性や品質を重視する人は RO水がオススメ
あなたにどちらが合っているかを調べて好みに合った水を選ぶことが大切です。
ランニングコスト

ウォーターサーバーを導入するには初期費用だけでなく、ランニングコストも忘れずサーバー選びの考慮に入れてくださいね。
ランニングコストには、電気代、メンテナンス費用、消耗品の交換費用、水の交換費用、水自体の費用などが含まれます。
これらを総合的に考え、あなたの生活に負荷にならないように長期的な視点でどれだけの費用がかかるのかを把握することが大切です。
ウォーターサーバーのランニングコストは、以下の要素によって変わります。具体的なコストはサーバーの種類や契約内容によりますが、主な項目を挙げて説明します。
水の料金
ボトルタイプの場合
- 12リットルの価格は約1,200円~2,000円
- 毎月2~4本使用すると2,400円~8,000円
パックタイプの場合
- 8リットルの価格は約800円~1,500円
- 2~4本使用すると1,600円~6,000円
サーバー自体のレンタル費用
サーバーのレンタル費用
- 月額無料のものから月額1,000円~2,000円のものまでさまざま
- プレミアムモデルはそれ以上の費用がかかる場合もあります
電気代
電気代
- 冷水や温水機能付きのサーバーは月に500円~1,500円の電気代がかかります
- 省エネ機能付きのウォーターサーバーは電気代に抑えられるます
メンテナンス費用
定期メンテナンス
- ほとんどのサーバーが無料な場合が多いが、有料のメンテナンスプランあります。
- 大体の有料プランは年間で5,000円~10,000円
配送料
水の配送料
- 多くの会社は配送料無料がほとんどですが、一部地域や特別配送の場合には追加料金がかかる場合もあります
機能とデザイン

ウォーターサーバーを選ぶ際の機能とデザインについては、以下のポイントを考慮すると良いでしょう。
機能
冷水・温水機能
- 冷水: 夏場に冷たい水をすぐに飲める便利な機能です
- 温水: コーヒーやお茶を手軽に楽しめます。赤ちゃんのミルク作りにも役立ちます。
温度調節機能
- 温度を細かく設定できる機能。好みの温度で飲み物を楽しむことができます。
チャイルドロック機能
- お子様がいる家庭で誤ってお湯を出して火傷するのを防ぐためのチャイルドロック機能
セルフクリーニング機能
- サーバー内部を自動で清掃する機能があると、クリーニングの手間を省けて衛生的です。
エコモード
- 消費電力を抑えるエコモードが搭載されているサーバーは電気代の節約になります。
フィルター交換の通知機能
- フィルターの交換時期を知らせてくれる機能。メンテナンスを忘れる心配がありません。
デザイン
サイズと形状
- 設置スペースに合ったサイズのものを選びましょう。スペースの少ない方はコンパクトなモデル。キッチンやリビングなどの限られたスペースにも設置しやすいです。
カラーと外観
- 部屋のインテリアに合わせたカラーやデザインを選ぶことが大切です。周りのインテリアと違和感なく設置できます。シンプルでスタイリッシュなデザインが人気です。
ボトルの見た目
- サーバーのデザインだけでなく、使用するボトルのデザインも考慮すると良いでしょう。なるべくボトルが見えないタイプをおすすめします。
操作パネル
- 直感的に操作できるパネルやディスプレイがあると便利です。機械が苦手な方でも使いこなせます。
音の静かさ
- 動作音が静かなモデルであれば、オフィス環境や寝室など静かな環境でも安心して使えます。
メンテナンス

ウォーターサーバーに衛生管理とメンテナンスは必須の作業となります。水の安全性を保ちながら、自分自身の健康を守るために非常に大切です。
メンテナンス
定期清掃
- 外部の清掃: 特に水垢が溜まりやすいウォーターサーバーの蛇口周りを綺麗に清掃してください。消毒用のアルコールを使用すると効果的。
- 内部の清掃: 定期的にサーバー内部のタンクやフィルターを清掃・消毒が必要になってきます。
ボトルの取り扱い
- 交換作業: ボトルを交換する際は手を洗ってから作業してください。ボトルの吸水口を触らないように気をつけましょう。
- ボトルの保管: 未使用のボトルは直射日光が当たらない涼しい場所で保管し、ボトルの口が汚れないように注意します。
水の交換頻度
- 使用期限: ボトルウォーターの使用期限を必ず守りましょう。開封後は期限に関わらずできるだけ早く使い切ります。
- 交換のタイミング: 使用頻度に応じて水の交換を行い、長期間使用しない場合は水を入れたまま放置しないようにします。
環境管理
- 周辺の清潔維持: ウォーターサーバー周辺の清掃を行い、ホコリや汚れが溜まらないようにします。
- 適切な設置場所: 湿気が多い場所や直射日光が当たる場所を避け、通気性の良い場所に設置します。
まとめ

今回はウォーターサーバーを選ぶ際の重要なポイントを4つ解説しました。
ウォーターサーバーは家庭やオフィスで便利に清潔な水を提供してくれますが、その選び方を失敗すると解約違約金などでお金が無駄になってしまう可能性もあります。
失敗しやすいポイントとしては設置場所の確認が重要です。スペースが限られている場所ではできるだけコンパクトなモデルが適しています。
さらに、コストの比較も見逃せません。初期費用や月々のランニングコスト、さらには水ボトルの交換頻度も考慮に入れる必要があります。
営業マンの甘いトークに乗って勢いで購入してしまうと後でトラブルになってしまうケースもあります。
これらのポイントを押さえることで、自分に合ったウォーターサーバーを選び出し、是非とも、慎重に比較検討を行い、最適な一台を見つけてください。
コメント